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きみのお気に入りの服

  • 執筆者の写真: Tatsuya Fukuchi
    Tatsuya Fukuchi
  • 2025年12月11日
  • 読了時間: 5分

ある日、

何気なく大量に残されたくるみの服の山を眺めていた時のこと。



突然、ずっしりと重苦しい何かが僕のこころにのしかかってきました。



「もうこの服たちをくるみに着せることはないのか…」


「もう誕生日やクリスマスのプレゼントに、 

 どんな服をあげようか悩むことはないのか…」



思えば、この残された服たちにはたくさんの楽しみをもらいました。



どんな色が似合うか、選ぶ楽しみ。

新しい服を着て、出かける楽しみ。

そして、思い出の場所で、写真を撮る楽しみ。



「服」という物質を通して、その全てがなくなっちゃったんだ…と感じたことで、「くるみの肉体がない」という現実が僕の中でより色濃くなった気がしたのかもしれません。



このブログを読んでいるみなさんの中にも、そんな感情を味わったことがある方がいらっしゃるんじゃないでしょうか。



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この悲しみにも似たネガティブな感情を、何とかひっくり返してやろうと考えに考えた結果、mementoから新しい商品が生まれました。



商品名は



“Your Favorite Dress”

(きみのお気に入りの服)



もちろん肉体無き今、

もうくるみに服は必要ありません。



このYour Favorite Dressは、

“お気に入りの服”に見立てた

「着せ替える骨壺カバー」です。



「ドレス」と言うと、日本では女性ものの服をイメージする方が多いかもしれませんが、本来の意味は「衣服・洋服」であり、男女問わず主に正装を指します。TPOに応じた服装規定を「ドレスコード」と呼びますよね。





火葬から戻ってきた骨壺カバーが和風で、あまりにも部屋の雰囲気にミスマッチだったので、以前からオリジナルの骨壺カバーを作りたいと思っていました。



肉体無き“AFTER LIFE”(その後の暮らし)に、この“Your Favorite Dress”を着せ替えることで、これからもくるみと一緒に、巡りくる季節やイベントを楽しく迎えたい。



そんなコンセプトの商品です。



だから、Your Favorite Dressはたくさんの生地や付属品から、あの子だけのお気に入りの1着を選べます。



だって、

ファッションってそのほうが楽しいでしょ。



是非、あの子が喜んだ姿をイメージしながら、うきうきしながら選んでください。



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Your Favorite Dressは3つの異なるコレクションで構成されます。





■British Collection

(ブリティッシュコレクション)

カラー展開:5


英国を代表するクラシックなチェック柄を用いたシリーズ。時代を超えて愛される伝統的な柄が、存在感を引き立てます。





■Garden Collection

(ガーデンコレクション)

カラー展開:4


英国の思想家・デザイナーであるウィリアム・モリスが植物や鳥をテーマに描いた生地を使用。花々が咲き誇り、小鳥がさえずる英国庭園のように、上品で優雅な雰囲気を纏わせます。





■Ivy Collection

(アイビーコレクション)

カラー展開:4


オックスフォード生地に様々なボウタイを合わせたボーイズライクなデザイン。プレッピーな学生のような爽やかさと知的な魅力を兼ね備えた、軽快で親しみやすいスタイルです。





まるでクリスマスギフトのようなカバーのディテールに彩りを添えるのは、mementoが吟味して選んだカラフルなリボン。様々な国内メーカーからサンプルを取り寄せ、この9色をセレクトしました。



どのコレクションの生地にも合う、こだわりのカラーバリエーションです。





また、Ivy Collectionのボウタイは取り外し可能。オプションで8種類のデザインのボウタイを用意しているので、様々なスタイリングをお楽しみいただけます。



Your Favorite Dressはオーダーを受けてから一点一点ハンドメイドでお作りします。



底面や側面にはしっかりとクッション材が仕込まれており、繊細な陶器の骨壷を優しく包み込みます。量産品にはない温もりとオリジナリティを感じてください。



そして、Your Favorite Dressの最大の特徴は、背中に取り付けたゴールドのファスナー。





イブニングドレスの背面ファスナーのように大きく開閉します。このファスナーが大きく開くことで、大切な骨壺を安全に、そして簡単に着脱することができる仕様です。



だから、

「着せる骨壷カバー」ではなく、

「着せ替える骨壷カバー」なのです。



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もちろんくるみのために用意した商品ですから、

くるみモデルもありますよ。



いくつか紹介しますね。



まずは、

Garden Collection:

“Rambling Rose”(ランブリング・ローズ)





イングリッシュローズが咲き乱れる美しい庭の情景を、緻密で繊細に描いたデザインは、英国の詩人であり、デザイナーである、ウィリアム・モリスの代表作です。



実は、4月にくるみの肉体とお別れした際、

僕たちは「9本の白いバラ」を捧げました。



「くーちゃん」というくるみの愛称にかけた

“9本”の白いバラの花言葉は、

『永遠に一緒にいるよ』



白いバラをモチーフにしたこのランブリング・ローズは、まさにくるみモデル。大人らしいシックなブラウンのリボンをセレクトしたお気に入りの一着です。



次に、

Ivy Collection:

オックスフォード・イエロー







やはり、僕らにとってくるみのイメージカラーはイエロー!!企画をはじめた段階で、真っ先にこの生地とカラーをセレクトしました。






誕生日やイベント時にはボウタイを付けることもあったくるみに、かっこよく、ボーイズライクに着こなして欲しい一着です。



最後に、

British Collection:

ネイビー×レッドチェック





温かみのある伝統的なタータンチェックに合わせたのは、上品なゴールドのリボン。キュートなくるみにとても良く似合っています。



こちらは12/21に開催するIN LOVING MEMORY 2025でくるみの祭壇のレイアウトに使用します。どうぞ、お楽しみに。



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僕がmementoの商品を企画するとき、いつも基準にしているのは、この商品を通して「つながり続けられるか」ということ。



つまり、継続性を大切にしています。



「一度、素敵に整えたからそれでおしまい」ではあまり意味がない。日常生活の中で自然な形でつながり続けて欲しいのです。





僕らがくるみを思い浮かべながら商品を企画するように、みなさんにも大切なあの子をこころに想いながら、“AFTER LIFE”を楽しんでください。



「次の誕生日にはどんな服を贈ろうかな…」


「どんな色があの子に似合うだろう…」



そうやって胸を高鳴らせていた、

あの頃のように。



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Your Favorite DressはIN LOVING MEMORY 2025にて先行販売を開始します。ウェブストアでの販売開始は12/25以降を予定しています。詳細はmemento公式Instgramにてお知らせします。



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We LOVE KURUMI「ねぇくるみ~僕らは今日もきみを想う」はnoteでもご覧いただけます。




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