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Week Four – One Month After

  • 執筆者の写真: Tatsuya Fukuchi
    Tatsuya Fukuchi
  • 2 日前
  • 読了時間: 2分

5月9日、4週目の朝。


やっぱり金曜日の朝はこころが沈みます。くるみが旅立った日の部屋の空気感や、自分の声が勝手に頭の中で再生されて、悲しく、重苦しい気持ちになってしまいます。僕は「命日・月命日」よりも、「金曜日の朝」のほうがセンシティブになってしまうみたいです。もう1か月か....って気持ちと、まだ1か月か....って気持ちが混在している、そんな一日でした。



5月11日、くるみのはじめての月命日。そして、僕の誕生日。


思い返せばくるみを迎え入れた時、僕は25歳の若者でした。それから何度も何度も一緒の誕生日を過ごし、42歳の白髪交じりのおじさんになりました。僕にとってくるみの姿が見えない誕生日は16年ぶり。16年前、自分がどんなだったか、今となってはなかなか簡単には思い出せません。それだけ長い時間を共に生きることができたってことは素直に感謝しないといけませんね。


若かりし僕が、くるみをお迎えした頃のエピソードは“MEMORIES WITH KURUMI”に綴っていこうと思います。



くるみの命日は4月11日。


3月11日 うちの子記念日

4月11日 命日

5月11日 僕の誕生日


そして誕生日が11月4日なので、生没年月日は“11月4日 - 4月11日”になります。こんなところも、なんだかくるみらしいね、と話しています。注目されるのが大好きで、ツンデレだけど、本当は寂しがり屋のかまってちゃんなくるみ。『わたしのこと絶対に忘れないでね!』と言われている気がします。そんなことしなくたって、きみを忘れることはないんだよ。


誕生日恒例の写真撮影はくるみの写真と一緒に撮りました。この写真、今年の「うちの子記念日」用に作ったポスターなんだけど、なんか遺影みたいに代用されています。目線がばっちりこっちを向いていて、目が合うからいいんですよね。姿が見えないのはとってもさみしいけれど、きっといつものように僕らのど真ん中で、必死な眼差しでケーキを追っていることでしょう。


くるみには大好きなイチゴのケーキを用意しました。


今年もくるみと一緒に
今年もくるみと一緒に

くるみが生きていた頃は、今年も誕生日を一緒に過ごせるかな....と淡い期待を抱いていました。でも、その願いは叶わず。一緒に過ごせていたら最高だったけど、それでもくるみを想いながら丁寧に過ごすことができた、素敵な一日でした。


2023年の誕生日
2023年の誕生日

Instagramではたくさんのお祝いメッセージをいただきありがとうございます。世界中の“くるみファン”のみなさんからお声がけいただき、恐縮ですが、うれしいです。この場を借りてありがとうございました。


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